技人国COE、標準処理期間48.9日なのに半年かかりました、、、

3月に技術・人文知識・国際業務(いわゆる「技人国」)の在留資格認定証明書(COE)を申請しました。入管の公表では標準処理期間は「おおむね1か月~3か月」。細かく言うと48.9日(約1.6か月)となっています。ところが、今回のケースでは東京入管で約半年(180日)もかかってしまいました。

申請者本人や企業のご担当者からは「まだですか?」「どの段階にあるのですか?」と何度も問い合わせをいただき、そのたびに「まだ審査中です」としか答えられず、正直こちらもかなり苦労しました。これはちょっと「異常」な状況だと思います。

私なりに感じている背景は大きく3つあります。まず、東京入管は全国でも申請件数が圧倒的に多く、人手が足りず1件ごとの確認に時間がかかっていること。次に、技人国ビザは学歴や職務内容の適合性、受入れ企業の安定性などを多角的に審査されるため、以前よりも書類の突っ込みが厳しくなっていること。そして最後に、全体的に処理の遅延傾向が見られることです。配偶者ビザや永住ビザでも標準処理期間の倍以上かかるケースが増えていて、オンライン申請の普及で件数が膨らんでいるのも要因でしょう。

依頼者からすれば「標準処理期間を過ぎているのに、なぜこんなにかかるのか?」という不安は当然です。しかし現場としては、入管に問い合わせても詳細は教えてもらえず、「審査中」の一言しか返ってこないのが実情です。そのため、依頼者からの問い合わせに対応し続ける行政書士の立場としても精神的にきつい局面が続きます。今回は半年かかりましたが、いまの東京入管では決して珍しくない、そんな実感を持っています。

結局、入管の審査は「待つしかない」部分が大きいのが現実です。だからこそ、申請時には不備を一切残さないように準備すること、そして依頼者には長期化の可能性を最初から説明しておくことが、行政書士としてできる数少ない対策だと考えています。

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